「安平、ご苦労さま」育てた永野さん手合わせる(読売新聞) |
「安平」を育てた宮崎市の繁殖農家、永野正純さん(61)は、殺処分が行われた県家畜改良事業団の方角に向かって「ご苦労さま」と手を合わせた。 「すごいやつだった」。生後8か月まで育てた永野さんは振り返る。「生まれた時は普通の牛と変わらんかったけど、8か月で271キロになった。同じ系統の牛は普通240キロ以下ですよ」 8か月で事業団に引き取られて種牛に。肉質は最高品質で、人気は急上昇した。競りに出される子牛の血筋に「安平」の名前が入っているだけで平均35万円が40万円になった。県外の畜産関係者から「精液が欲しい」という電話もかかってくるようになった。 「安平」は、約22万頭の子牛を生み出した。2007年には、その子牛を含む宮崎県産牛が「和牛のオリンピック」と呼ばれる全国和牛能力共進会で最高賞を受賞した。4月12日の誕生日には時々会いに行き、「おう、元気か」と励ますように頭をたたいた。だが今年の誕生日は競りと重なり、顔を見られなかったことが心残りだ。 「宮崎の畜産がここまで発展したのは安平のおかげ。ありがとうと言いたい。口蹄疫を早く終息させてほしい」と語った。 ・ 八ヶ岳連峰・赤岳で男性滑落死…冬装備なし(読売新聞) ・ 自治労、普天間の日米共同声明の撤回要求(産経新聞) ・ <普天間>首相「理解に努力する」 社民党の閣議署名拒否(毎日新聞) ・ 自ら磨いて感謝とコスト意識=日航社員、車いす清掃―羽田空港(時事通信) ・ <特定外来生物>オオキンケイギク増殖 木曽川流域(毎日新聞) |
by z8fsszvzqd
| 2010-06-02 08:19
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